レポート概要
今冬は富士山周辺にほぼ積雪無しという状況が続いていたので、富士五湖のひとつである本栖湖からの初日の出を拝もうと計画しました。
2020年はコロナの関係で100mile超はわずか3回のみ。今回で4回目とロングライダーとなってからは過去最低でした。
2021年はもっと走れるような世界になって欲しいですね。
という訳で自宅出発後は厚木、平塚を経由し湯河原温泉に向かいます。
10km程走ったところでいきなりトラブル発生!
20~30mほど前方にレジ袋?のようなものが道路上を舞っています。
車が通過する度に走行風に煽られて軌道を変えるので注意深く見守っていたのですが、通過直前に大きく煽られて自分の背中から足もと方向に突撃してきました!
直後、クランクの回転が強制停止。ペダルが踏めなくなりました。
何とレジ袋?が上下プーリーとスプロケに絡み付いてしまっていましたw
こんな事あんの?と毒づきながら食い込んだビニールをビリビリと剥がすも食い込みが激しく結局10分近く格闘しました。
幸い変速等に影響はなく無事走行再開。
レジ袋の存在に気付いていなかったらバランスを崩して落車していたかも。。
トラブルはあったものの湯河原にはほぼ想定通りの時間で到着。
ここの日帰り温泉にて休憩して夜中の出発に備えます。
入浴し休憩処で仮眠をと思っていたのですが元気な学生さんの団体がいたので寝れたのは数分くらいかな?
(こんなところで仮眠しようとした自分が悪いです。)
年が明けコンビニで補給物資を買い込んで0時15分ごろ再出発。
すぐに大観山への登りが始まります。辺りは真っ暗ですがヘルメットライトを付けているので視界は良好。
少し頭は重くなりますが山越えナイトライドの安全装備としてかなり有効ですね。
大観山は2回目で前回は1時間ちょいで登っている記録が残っていましたのでブランク、気温の低さ等を考慮して1時間30分くらいかける想定で無理をせず踏み続けました。
無理をせずというと楽に登っているように思われるかもしれませんが山頂に向かうにつれ強風が吹き荒れていて大変しんどかったです。
古傷の両膝も低温のせいか登坂直後から悲鳴を上げ始めていたので、予定していたルートを走り切れるかかなり不安でした。
真夜中の山中ということで熊が出る心配は時期的にありませんが、時々聞こえる物音、鳴き声?などで心中ドキドキです。
星はすごく綺麗でした。
そういえばおばあさん?が一人で歩いていたけどこんな夜中に何してたのかな?
ようやく最高地点に辿り着いたときには気温は氷点下6度。
登ってきたためさほど寒くは感じなかったのでそのまま下りへ(←判断ミス)。
芦ノ湖への僅か10数分程度の下りで手がカチコチに。。カイロ(桐灰の高温カイロ”マグマ”)
で解凍を試みるも皮膚が冷たすぎたのか全然暖かくならないw
近くにコンビニがあったことを思い出して駆け込みました。
店内の暖房で固まった手は無事に解凍。
リュックに入れていた防水グローブでダブルグローブ体制にし厚めのネックウォーマーと厚めの裏起毛のウィンドブレーカーも追加。
これで服は4枚重ねでかなりモコモコに。
ちなみに靴下はdhbのスイムブーティ(ウェットスーツ素材?でトライアスロン等で冷たい海に入る時に使うものらしい。)を履いていて靴下用カイロを貼り付けていたおかげか感覚がなくなるほど冷えることはありませんでした。
肉まんとほっとレモンを購入し胃を温めて出発。
湖畔を走っているとログ用のスマホのバッテリーが35%の表示。
湯河原を出る際に満充電していたのに減るのが早すぎるのでは?
その後はバッテリー残量との闘いになりました。
御殿場を抜けて山中湖へ抜ける籠坂峠を登り切ったところでシャットダウン。
もう一台持ってきていたスマホでログ取り再開するもののハンドルにマウントして走ると急速に残量が減っていく。
帰宅後に調べたところ、低温下では電圧が低下し一定電圧以下になるとシャットダウンするようになっているそうです。
そもそも電池残量は電圧で計測していることが多く(残量が減ると電圧も漸減する性質を利用。)、一定電圧以下=残量ゼロと表示されシャットダウンに至るようです。
対策としては冷やさやいようリュック等に入れておくことです。
結局2台目も富士吉田市付近でシャットダウンしたのでモバイルバッテリーで充電しておいた最初のスマホに再度交換するもすぐに落ちてしまいました。
ここでスマホでのログ取りは諦めました。パワメのログもあるのでまだ大丈夫かなと。。
結局、本栖湖の手前13km程の地点でパワメも落ちたけど。。
富士五湖付近まで来ると初日の出目当てなのか車が増えてきました。
バッテリーで四苦八苦しているうちに本栖湖での初日の出時刻である7時20分に到着することが困難に。
結局7時半頃に着いた頃にはちょっと出ちゃってましたw
(本栖湖から再出発時にログ取り用のスマホをリュックに入れたらその後は最後まで落ちずにログが取れていました。
ログ欠損は約13kmのみでRWGで作ったルートデータで補完し投稿しました。)
写真レポート
2021/01/01 05:22:10
画像1
籠坂峠の気温表示はマイナス8度でした。
登りで体が温まっていたので撮る余裕がありました。
大観山からの下りはマイナス6度でしたが体感温度としては格段にきつかったです。
2021/01/01 08:55:55
画像2
ペットボトルの中身が凍りました 笑
ライド終盤暖かくなってきたころ(それでも5~6度?)にいい感じに溶けてきて美味しく頂きました。
2021/01/01 08:50:48
画像3
道の駅なるさわ付近から。
2021/01/01 07:59:09
画像4
本栖湖畔からちょっと出ちゃった初日の出。(その2)
2021/01/01 07:59:09
画像5
本栖湖畔からちょっと出ちゃった初日の出。(その1)
2021/01/01 07:03:40
補填の始点
2021/01/01 07:42:00
補填の終点
2020/12/31 18:25:58
18:25:58
積算距離:96.44km
停止時間:18:25:58~00:16:48(350分50秒)
2021/01/01 01:57:13
01:57:13
積算距離:117.91km
停止時間:01:57:13~02:00:12(2分59秒)
2021/01/01 02:00:22
02:00:22
積算距離:117.94km
停止時間:02:00:22~02:03:54(3分32秒)
2021/01/01 02:08:34
02:08:34
積算距離:119.33km
停止時間:02:08:34~02:30:15(21分41秒)
2021/01/01 04:36:03
04:36:03
積算距離:154.79km
停止時間:04:36:03~04:43:53(7分50秒)
2021/01/01 05:22:05
05:22:05
積算距離:161.75km
停止時間:05:22:05~05:24:28(2分23秒)
2021/01/01 05:26:44
05:26:44
積算距離:162.14km
停止時間:05:26:44~05:30:41(3分57秒)
2021/01/01 05:58:45
05:58:45
積算距離:173.41km
停止時間:05:58:45~06:22:29(23分44秒)
2021/01/01 06:23:18
06:23:18
積算距離:173.66km
停止時間:06:23:18~06:25:04(1分46秒)
2021/01/01 06:36:12
06:36:12
積算距離:177.17km
停止時間:06:36:12~06:38:41(2分29秒)
2021/01/01 07:41:59
07:41:59
積算距離:198.29km
停止時間:07:41:59~07:59:09(17分10秒)
2021/01/01 08:07:47
08:07:47
積算距離:201.01km
停止時間:08:07:47~08:11:28(3分41秒)
2021/01/01 08:50:45
08:50:45
積算距離:213.23km
停止時間:08:50:45~08:55:55(5分10秒)
2021/01/01 09:02:33
09:02:33
積算距離:213.96km
停止時間:09:02:33~09:07:06(4分33秒)
2021/01/01 09:07:17
09:07:17
積算距離:213.97km
停止時間:09:07:17~09:13:44(6分27秒)
2021/01/01 11:36:11
11:36:11
積算距離:272.14km
停止時間:11:36:11~11:38:30(2分19秒)
2021/01/01 11:38:44
11:38:44
積算距離:272.15km
停止時間:11:38:44~11:43:13(4分29秒)
2021/01/01 11:43:43
11:43:43
積算距離:272.18km
停止時間:11:43:43~11:46:57(3分14秒)